老犬のオムツ選びは結構大変
ちょうど良いオムツが見つからない！
我が家には15歳になる老犬がいます。
そんな愛犬が、12月の初めのある日、私が帰宅するとおかしい歩き方をしています。それでなくても、最近ではめっきり足腰が弱くなってきたと思っていた矢先の事、このまま歩けなくなるのではないか？と不安になってしまいました。
一応病院に連れて行くと、骨折はしていません。おそらく床で滑った拍子にくじいたのではないかとのこと。年齢的に治りが遅いため案の定、見る見る間にトイレも介助しなければならないほどに弱っていく愛犬。このままでは歩けなくなってしまうかも…
動物の寿命は10数年ですから、やがてそんな日がくると思っていても実際にそうなってみるとやはりいろいろと大変なものです。
そんな中、年末年始が近づいてきます。我が家は年末年始旦那は仕事ですが、旦那の実家で過ごす暗黙のルールがあります。何があっても年末年始実家で過ごさないという選択肢が旦那に無いため結婚してから20数年ずっとそうしています。
そのため、愛犬にオムツをしなければと思い近くのホームセンターへ行ったところ、犬用オムツの種類の少なさと値段の高さに思わず驚愕。
中型犬コーギーでかなりのおデブちゃんな愛犬に合うオムツがない？！「これ、多分デカいな」と思いながら、お腹周りに合わせて大型犬用のオムツを買って実際に履かせてみたところ、やはり明らかに大きい。それに、短足犬のコーギーは大型犬用では足が中に入り込んでしまってフィット感がありません。これでは、おしっこがただ漏れ状態になってしまうため却下。
仕方ないので、次はちょっと遠い場所にあるペットショップまで出かけて違うメーカーのオムツを買ってみました。ここは、見本が有ったので「う～ん、このくらいかな？」と目検討で購入したところ、今度はなんと小さい！
なかなか愛犬に合ったオムツが見つかりません。私は、どうやらオムツ迷路に迷い込んでしまったようです。
たかがオムツ、されどオムツ。同じLサイズでもメーカーによって大きさが違います。そのため、いちいち買って履かせてみないと合うかわからない。無駄にたくさんオムツを買ってしまいました。どうしよう、このオムツたち…
ちなみに我が家では、普段は場所を決めておしっこシートの上にさせています。そのため、完全に歩けなくなるまではオムツは必要ありません。しかし、過去に旦那の実家でおしっこシートを敷いた場所ではしなかったため、やはりオムツがないと不安なのです。
どうしてもオムツがダメなら、外に出しておしっこさせようかとも思いましたが、旦那の実家の玄関は段差がとても高いうえに、腰の悪い私がおデブな愛犬を抱きかかえるのは無理ということと、年末年始の天気が大荒れの吹雪になるとの予報のため、やはりオムツが必要と考えました。
旦那は正月は仕事なので年末年始も夜しかいないため、やはり、オムツを見つけなければ！と私はさらに探します。
一応、人間用のオムツも見てみましたが、赤ちゃん用ではお腹周りが小さすぎてお話にならない。大人用だとお腹周りは良しとしても足回りが大きすぎてこれもダメでしょう。
旦那の実家に行く日が近づくにつれてだんだん焦りが…
事前にネットで探せばよかったなと後悔しながら、オムツを探して彷徨う私。結局、どうせないだろうとあきらめて行かなかった隣町のペットショップにも行くことに。すると、そこにあったのです！ちょうど良い大きさのオムツが！
我が家の愛犬は、こちらのラブラドールレトリバーなどの大型犬用がベストサイズでした。
オムツは合うけどすぐ脱げる
無事に履けるオムツは見つかりましたが、今度はすぐに脱げてしまうという問題が。どうしてもお尻の部分が浅いのと尻尾がないため、ちょっと動いた拍子に脱げてしまいます。もうちょっとお尻の部分が深いといいのに…
何か良い方法がないかとネットで調べると、サスペンダーを利用している人がいました。またまたペットショップに行ってサスペンダーを購入。こんなの付けたら嫌がるだろうと思った私の予測を裏切り意外と平気でつけています。
これだとクビに負担がかからないし抜けにくいのでおすすめ。
いやはや、犬のオムツ事情半端ないです。こんなに苦労するとは思ってもみなかった。価格的には、人間用が合うなら人間用のオムツのほうが安いのでおすすめです。特におデブちゃんな犬を飼ってらっしゃる方は、その時が来た時に慌てないように事前に見つけておいてはいかがでしょうか。
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