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結婚前の貯金は旦那に教えるな

結婚前の貯金は自分のものです!

金子は20代後半に結婚しました。そして旦那は30代前半。20年以上も昔だととても晩婚な2人です。これでも金子は結婚前に450万円ほどの貯金があったのですが、、、、

この貯金が結婚して一年足らずで無くなったのです…

 

 

目次

 

結婚前に作った財産は自分のもの


あの頃の金子は結婚したら旦那のお金も自分のお金も一緒にするものだと思い込んでいました。結婚前にまずは貯金通帳を持ち寄って2人の持っていたお金を確認することに。

 

旦那の通帳を見ると、給料が振り込まれ、使う分をバン!とおろしたらあとは月末に支払い分が引き落とされるとほぼ預金額は無し。入ったら入った分を使っている人でした。ちなみにその頃の旦那の趣味はパチンコと車。ボーナスの時にはもちろん普段よりもパチンコに精を出す始末。そんなことをしていればお金なんてなくなるはずです。

 

そんな状況のもと始まった結婚生活。そもそも、30才になっていたのに貯金がない旦那というところに危機感を感じなかった金子も悪いのですが、その頃の金子はなぜかそんなものだと思い込んでいました。

 


結婚半年後旦那が事故る!

結婚後、私も仕事を続けていました。いつものように会社で仕事をしていると事務所から呼び出しが…。その頃は携帯電話などない時代、旦那から金子の会社に電話がきたのです。電話口から聞こえた言葉は「事故った。」

 

ことの詳細は、ほぼ自分が悪いということと、相手は車を弁償すれと怒っているということと、自分の車もかなりの損傷だということ。そのときの金子の頭の中には…

 

は?! 金かかることばっかじゃねーか!

 

もちろん、自動車保険は入っていましたから、その保険で相手方の車の修理はなんとかなりました。(相手は納車間もない新車でかなりごねたが保険屋がなんとか修理で収めてくれた)ただし、旦那の車は修理をするとかなりの金額がかかることが判明。ということで車を買い替えようという話になったのです。

 

 
車なんて走ればいいじゃん

金子は車は走ればいいと思っています。ですが、その当時はどうせ買い替えるのなら将来子供ができたときのことを考慮して、ワゴンタイプの車にしようと提案しました。するとここで旦那は、あり得ない車が欲しいと言い出す暴挙に出ます。それは「スポーツタイプのセダンが良い!」。(もともとカーレースが好きなので、その手の車も好き)

 

しかもその車は車両価格が400万円以上!普通、貯金が450万円あるからといって(しかも妻の貯金)400万円の車が欲しいといいますか?

 

 

 

 


ふざけんな軽四でいいよ!

と、あの時いえば良かったと今思っても遅いけど、何度思い起こしてもいえなかった自分を呪ってしまいます。結局、400万のスポーツタイプセダンはおかしいと説得して、違うスポーツタイプのセダンにしました。それでも新車ですからそれなりの金額です。

 

当時、他にもローンを抱えていたので、車は利息分をケチってローンを組まずにキャッシュで買ってしまい貯金額は一気に半分に激減します。そしてこれが後々響く、響く…

 


さらに半年後に妊娠!

計画妊娠なんて頭になかった金子です。結婚したら子供ができるのが当たり前という思い込み。お金もないのに馬鹿です。さらに、長男はお腹の中で落ち着かず、切迫流産、切迫早産と7ヶ月に入ったころには「もう生まれるまでいなさい」と先生に言われ入院することに。

 

予定外に働けなくなった金子。お金は湯水のごとく流れていきます。長男が無事出産したら貯金も底をつきました。

 

 

このようなことから、結婚前の貯金については一緒にしないほうが良いとつくづく思いました。無知とは恐ろしいことです。20代後半から30代前半にかけての金子はいろんなことを知りました。できるならもう一度やり直したいな…

 

もしも叶うなら、あの450万円は絶対旦那には内緒にするつもりです。


その後、スポーツタイプのセダンは?


若かったとは言え、思い出せば思い出すほど馬鹿な金子でした。きっとその頃の金子は、お金に執着がなかったからでしょう。

 

その時購入したスポーツタイプのセダンは、その後、15年間我が家で活躍しました。子供が2人できて、海や山にレジャーに行きたかったけど、4人乗ったら荷物などほとんど載せられません。しかも、車を購入1年後に旦那は釣りにハマる。車高の低いセダンを買ったことをその時マジで後悔していました。アホか?

 

まとめ

そんな旦那の今は、四駆の軽四で休日には釣りに励んでいます。昔は、ストリートを流すのが好きだったのに今じゃ釣り師として海に通い詰めてるオッサン。(笑)こんな出来事も、今では懐かしい思い出へと変わっていますが、当時は心にそんな余裕もなく毎日必死に生きていた金子でした。